2016年06月27日

若山隧道

別件の現地調査で訪れた国有林内に趣のある隧道があった。

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ここはゲート閉鎖されている林道なのだが正式に鍵を借りて入林。
素掘りの隧道が標高830mの山中にひっそりとたたずんでいた。
posted by 加茂のヤクザ@管理人 at 07:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 旧廃道・軌道

2016年03月12日

大栃営林署宇筒舞支線と上岡開拓集落

宇筒舞支線の探索の後はいったん90林班支線林道に向かう。
これは森林軌道とは関係ないのだが上岡開拓集落と大いに関係ある。
1月に上岡開拓集落到達の際から引っかかっていたのが現地に軽トラがあったこと。
いったいいつの時点でどこから車が入ったのか。

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形式からいっても新車時で1977(S52)から1981(S56)までの三菱ミニキャブ。
三菱自工に問い合わせたところやはり間違いはないとの回答。
上岡開拓集落離村が1962(S37)年としてこれは全く一致しないので
少なくとも開拓集落時代の残骸ではないことが確定した。
離村後に村営牧場として冬季以外は牛の放牧地になっていたが
これも10年程度で廃止され杉檜の植樹と手入れが行われたことから
どうも人工林手入れの際の時期だという可能性大。
当方の判断では仮に車道が通じていたとしたら地形・標高差を見る限り
宇筒舞林道の90林班支線か北面の桃草林道が怪しい。
林道の完成時期と地形から考えると桃草林道は除外してもよいだろう。
通行許可があるので堂々とゲートを開けて支線林道へ。
地形から考えると車道が通じているならここだとN氏も同意見。
もう一つの可能性としては搬器で分解運搬して現地で組み立てたので
車道は通じてなく現地付近でのみの車利用だったこと。
当方としてはこちらの可能性が高いと思っている。
今後さらに調査してみたい部分である。
posted by 加茂のヤクザ@管理人 at 21:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 旧廃道・軌道

2016年03月06日

大栃営林署森林鉄道宇筒舞支線

1月に上岡分校跡地を訪問した際に森林鉄道跡を見つけた。
幹線の山ア〜別府間は知っていたが支線は知らなかった。
幸い国有林への入林届けがあるのでN氏とそのご子息と探訪。

仙頭大橋を渡りよく観察しながら車を走らせると
宇筒舞林道脇にも橋脚や掘り割りの遺構がある。
恐らく宇筒舞林道自体が軌道跡を拡幅した道だろう。
川之瀬谷の分岐で対岸をよく見ると軌道跡がある。
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車はここに置いて探索を開始する。
ここは徒渉するしかないので浅瀬を探して出発。
右岸に渡り再び出合で徒渉して軌道跡に這い上がる。
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すぐに砂防堰堤があり軌道跡はなくなるが
堰堤を乗り越えると再び復活、状態は非常に良い。
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とことどころ大きな崩壊があり軌道跡がなくなるが
徒渉せずに何とか歩いて進むことができる。
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レールは全く残っておらず廃線時に撤去した様子。
枕木らしき配列の木がかろうじて残っている。
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上岡分校への分岐を過ぎた先の砂防堰堤で大規模な崩壊があり
ここは右岸に徒渉して河原歩きをするが300mほどで再び戻る。
やがて次の砂防堰堤が現れその先で広場状になってここが終点。
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この付近が川之瀬で作業小屋などの施設があったらしい。
ただし砂防堰堤のおかげですっかり地形が変わったみたいで
いきなり河原の真ん中に国旗掲揚台らしき物があったり
同じく河原に電柱が埋まっていたりで当時の面影はあまりない。
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終点から奥にはさらに軌道跡と同じ幅で平地が続いているが
石積みの状態や掘削の仕方が一転して荒っぽくなっており
この先は作業道かよくても牛馬道ではないかと推察する。
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車のデポ地からここまで約2時間半であった。

posted by 加茂のヤクザ@管理人 at 12:07| Comment(1) | TrackBack(0) | 旧廃道・軌道